ひらお耳鼻咽喉科クリニック

花粉症・アレルギー性鼻炎(アレルギー科)

花粉症・アレルギー性鼻炎(アレルギー科)
アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、空中に漂うアレルゲン(アレルギーをひきおこす物質、抗原)が鼻の粘膜に付いてアレルギー反応を起こし、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった症状を起こします。また、目やのどのかゆみ症状をともなうことがあります。

アレルギー性鼻炎は通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎に分けることができます。
通年性ではダニ、ハウスダスト、ペットなどが主な原因で、季節性ではスギ(春)、ヒノキ(春)、カモガヤ(夏)、ブタクサ(秋)などの花粉が原因となる場合が多いです。

季節性アレルギー性鼻炎の原因
  • スギ
  • シラカンバ
  • ヨモギ
  • イネ科
  • スギ
  • ブタクサ
  • ヒノキ
  • カモガヤ
  • シラカンバ
  • ハンノキ
  • ヨモギ

など

通年性アレルギー性鼻炎の原因
  • ダニ
  • ほこり
  • カビ
  • ペット
  • ダニ
  • ほこり
  • カビ
  • フケ
  • ペットの毛などのハウスダスト

など

花粉症を引き起こす植物の
花粉飛散時期

木本の花粉凡例

~5.0個/c㎡/日

5.1~50.0個/c㎡/日

50.1~個/c㎡/日

草木の花粉凡例

~1.00個/c㎡/日

1.01~5.00個/c㎡/日

5.01~個/c㎡/日

ABOUT TREATMENT治療について

アレルゲンの回避

原因となるアレルゲンを回避できれば、アレルギー症状も起こりません。
ハウスダスト(ダニ)対策では、小まめな部屋の掃除や布張りのソファー、カーペット、畳は避けるなどの対応が大切です。
ペットが原因の場合は、犬・猫などのペットを室内で飼わないことが重要です。
花粉対策では、花粉飛散情報に注意して、花粉が多く飛散する日には窓を開けない、外出を控えるなどの注意が必要です。
外出する場合は、帰宅後に服についた花粉を玄関の外で払い、花粉を家の中に入れないようにしてください。
また、洗顔、うがいをし、鼻をかんでください。

薬物療法

アレルギー症状を抑えるために、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、または鼻スプレーを使用します。
症状に合わせた適切な薬剤を選択することで、くしゃみや鼻水、鼻づまりを効果的に抑えることができるので多くの患者さまに利用されている治療法です。

舌下免疫療法

花粉やダニなどのアレルゲンを少量ずつ舌の下に投与し、徐々に体を慣らす治療法です。数年にわたる継続的な治療が必要ですが、アレルギー体質そのものの改善が期待されます。安全性が高く、症状の根本治療として注目されています。

アルゴンプラズマ凝固法

高周波エネルギーを利用して鼻の粘膜を凝固させる治療法です。特に鼻づまりに効果的で、粘膜の過剰な腫れを抑えます。
局所麻酔で行えるため、患者への負担が少なく、日常生活に早く戻れるのが利点です。

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